ある日、相続が発生した。

何はともあれ、まずは戦ってみましょうか。

ある日、相続が発生した。149

多分、次で終わりです。

長々とお付き合い頂いた方々にはありがとうございます、と感謝の言葉を先に述べさせて頂こうかと思います。

もう少し、お付き合いくださいませ。


−−−−


J県に戻った私を待っていたのは……社会福祉士の渡瀬さんからの電話でした。

どうやら年金関係の書類についてのことらしく?

んー? 年金の処理はしてきたはずなんだが……と思いつつ、該当書類を転送して頂くことにしました。

渡瀬さんが焦ってすみませんすみませんと何度も謝っていらっしゃいましたが、その程度のことは大丈夫っていうか、逆にミスがないという方が難しいと思います。


数日後、封筒が届きました。

入っていたのは平井汀子さんの遺族年金関係の書類と、年金機構からのお知らせでした。

な・る・ほ・ど!

そういえば以前、平井汀子さんは近衛不動産の営業さんを通して遺族年金を受けられるように手続きしていましたね〜。それでしたか。


とりあえず生計が一の親族はいなかったので、証書の破棄という手続きを……というか、破棄するというハガキを送り返すことになりました。

前に役所から後から支払いが来るっていってたのは、これだったのかな?

どちらにしろ、手続きは既に孫である次女が行っているので、請求が行くなら次女のところかと思います。

あ、お金は先に渡してあるので問題なしです。


それから司法書士三星先生のところから、平井汀子さんの財産についての調査結果が送られてきました。

どうやら生前に平井汀子さんは財産を全てQ県信金に集めていたようです。他の銀行などには財産は殆どありませんでした。

小銭は……あるんですけど、出す方がお金が掛かるので、今回は無視ですかねー。凍結になると思います。


これで、一段落ですかね。

あとは来年に確定申告して税金を納めれば終了ということになりました。

他に抜けがなければこれでおしまいということになりますかね。


以上!


ここまで読んでくださった方々、ありがとうごさいました。

そして関係各位、おつかれさまっした!!! &ありがとうございました!

みなさんのおかげで片付けられたと思っています。

私には感謝することしか出来ませんが……いつかもし、相続で困るようなことがあれば、私の書いたモノが少しは役に立てばいいなあ、と思います。