ある日、相続が発生した。

何はともあれ、まずは戦ってみましょうか。

ある日、相続が発生したら

ある日、相続が発生したら。


まずは落ち着きましょう。

相続というのはいきなり発生することもあります。ですから、慎重に行動しましょう。

ですが、スピーディに動くことも必要になります。


必要に応じて専門家に相談するのもいいでしょう。

もしかしたら友達や知り合いに詳しい方がいるかも知れません。ヘルプを出すのもありだと思います。

どうしても駄目なら法律の専門家に丸投げも出来ます。お金はちょっぴり高いですけどねw


ですが、一番大事なのは人との信頼関係をどこまで築けるか、またどこまで築いているかということに尽きると思います。


相談する相手は本当に信用出来ますか?

出来ないと思うのなら、専門家にお願いした方がいいかも知れません。


仮に信用出来る相手だとしても、話の内容によっては重すぎるかも知れません。

そんな時、人は無意識に重い話を避けようとします。別に不自然なことではありません。嫌われた、拒絶されたと思うのは早とちりかも知れません。

誰だって重すぎる話の責を負うのは辛いのです。

そんな時は生温い目でスルーしてみましょう。多分、落ち着きます。


相談すると決め、そして相手も承諾してくれた場合、話し合いは積極的に行いましょう。どこかで齟齬が生じている可能性もあります。

ていうか、大抵生じますw

そのことを念頭に置いて慎重に話を進めた方がいいでしょう。


亡くなった方の遺志は尊重するべきですが、物理的に出来なかったり、精神的に無理だったりすることもあります。

そういう時は……亡くなった方には申し訳ありませんが、自分の出来る範囲のことだけでいいのです。出来ないことは出来ない。

どこを切り捨てて行くかをはっきり決めましょう。


相続財産を分割する場合は気をつけましょう。

金が絡むと人間、本性が出ます。というか、慎重に言葉を選んだ方がいいかも知れません。

それまで仲の良かった兄弟がいきなり大げんかを始めるなど、フツーにあるそうです。怖いですね。


そして何より大事なのは。

長期戦になっても折れない心を持つことです。

特に不動産が絡んでいる場合、相続財産の処理には本当に長時間かかることがあります。

めげずに待ちましょう。待つことが苦手な人も、頑張って待ちましょう。

待つことで解決することもあるのです。


困った時、苦しい時、信頼用出来る人のことを思い出してください。

大丈夫。

築き上げた信頼があれば、あなたが本当に困っている時、必ず誰かが助けてくれます。


人はそれほど捨てたものではありません。

何年も掛かりましたが、何とか処理出来た私(ただの一般人)が言うのですから間違いないと思います。


……なお……書くまでもないことでしょうけれどもw

私は著作権を放棄してはいません。(当たり前ですけどw)

その点、よろしくお願い致します。


著作者の権利の内容について(クリックで文化庁のサイトにジャンプします)


それでは、みなさまが相続で困ったことにならないよう、祈念してこの話を終えようと思います。

ありがとうございました。