ある日、相続が発生した。

何はともあれ、まずは戦ってみましょうか。

ある日、相続が発生した。138

では、続きです。


元補助人の渡瀬さんからお電話を頂きました。

平井汀子さんの死亡診断書のコピーが必要かどうか訊かれました。はい! 必要です!(汗)

すっかり忘れていたので焦りました……危ない危ない。

銀行などの手続きの際、また役所絡みの手続きなどに必要だと思われるので、確保しなければならない大事なものだったのですがうっかり忘れてしまってました。

はー。危ないなあ。


次に訊かれた……というか、必要だと言われた書類が2通。

平井汀子さんの遺産となった宝石類を引き渡すためには、長女と次女の同意書が必要らしいのです。

考えてみればそりゃそーだ、ですよね。

相続財産ですから勝手に長男の代理人1人ががどーこーする訳にはいかないのです。

なので、こちらも了解、ということで返事をしました。


その後、ちょっと気になっていることがある、というので聞いてみました。何だろ?


実は例のアパートの入り口に平井汀子さんが門戸をつけたらしいのです。

そうしないとどこからかゴミが投げ込まれて困るから、というのが理由でした。

それは全然問題ありません。むしろそうして頂けたなら逆にゴミを投げ込む人は減るでしょうし。


だがしかし。

土地を分筆した時に出てきた平井汀子さんの弟の中山次郎さんが渡瀬さんに文句を言ったらしいのです。

この門戸。見た目には土地内に収まっているらしいのですが、実は境界を若干越えていたそーなのです。

んで、壊したいと言ってきたらしいのです。

そのことを渡瀬さんは平井汀子さんに伝えました。すると平井汀子さんは『直接自分に言いに来い(意訳)』ということを仰ったらしいのです。当たり前ですが。

するとそれが嫌だったらしい中山次郎さんは、またまた弁護士の無料相談とかされて、結局は今のままでいいということで納得されたらしいのですが。


一応、訊いてみました。


私「もしかして……まあ、多分そうだと思いますが、私に連絡する前に中山次郎さんに連絡しましたか?」


渡瀬さん「実はそうなんです……」


思った通りの返答。なるほどw

渡瀬さんは平井汀子さんが危篤になった際に中山次郎さんに連絡したらしいのです。ところが中山次郎さんは『わしゃー関係ない!(意訳)』と仰って、無視されたらしいのです。

もちろん、その後のことについてもノータッチという姿勢を貫かれたようで。


なので、うちに話が回ってきた訳です。

大体、想像通りでしたので、渡瀬さんにはねぎらいの言葉をかけておきました。

お疲れ様でした、くらいしか言えませんけども(汗)


門戸については土地売却の際に取り壊しになりますので、問題ありません。

もし、それでも中山次郎さんがまだ何か言うようなら三星先生にお願いするので、と伝えたら渡瀬さんはほっとしたようでした。


……まあね(汗)

因縁つけられた挙げ句、長々と訳判らない愚痴に付き合わされただろうからね……。


渡瀬さんは弱っていく平井汀子さんのお世話をしてくださった方で、色々と他にもお世話になっているわけですよ。

なので、私は感謝しか出来ないのですが……なんだかなあ。


そんなことがありつつも。

今度は司法書士三星先生とお電話。

死亡診断書のコピーが必要かどうかを訊ねたら、要らないとのことでした。

……まあ、除籍謄本あれば要らないからねw


でもって、渡瀬さんから聞いた話をかいつまんで話しておきました。

司法書士の仕事には直接的には関係がないかも知れませんが、万が一、中山次郎さんが何か言ってきた時に対応が出来ないとひじょーにめんどくせぇことになりそうだったので。

ま、中山次郎さんもさすがにもう文句は言ってこないと思いますけどねw

何しろ言おうにも私の住所とかの個人情報渡してねえしwww


今のところはそんな感じです。

書類の作成などが本格的に押し寄せるのは来週ですかね〜。

その間に出来ることはしておこうと思います。