ある日、相続が発生した。

何はともあれ、まずは戦ってみましょうか。

ある日、相続が発生した。12

今日は荷田興産から書類が届きました。

段取りが書いてある紙と、登記簿のコピーです。

ま、これはこれとして、調査を進めないとね。

そんなことを思っていた矢先、長女からメールが着ました。



−−−



私の母親から伝えて欲しいと言われたという前置きの後。



「とにかく一度電話してください。

ハンコを押してください。

今まで使ったのを引いてそちらに全部送ってもいいですよ」(意訳)

(※注  長女ではなく、私の母の言い草です)



……

…………

……………………



があああああああああああああ!!!!!!(ブチキレ





即座にメールを送り返そうとしましたが、少し冷静になれ自分、と呪文を唱えてみました。

そう、反射的に攻撃を繰り出しても無意味。待たないと駄目なんです。

待って勝たないといけません。エエ、かなり冷静じゃないんですけど、とにかく、今は、落ち着け、私。

落ち着けえええええええええええええええええええええええ!!



そう、相手は変な人だ。正論なんて通じない。

てけとーに受け流せ、自分!

うわ、でもすげえ斬りてえ!!!!!!!!!!!!!!! 斬って捨ててしまいたい!!

正論で切り返してええええええええええええええええ!!





なんでそんなにえらそうですかアンタは!!!(ブチキレ





なに、その上から物言う態度!

余った分は送ってやってもいい的な態度!

おまっ、誰がお前のもんなんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!

遺産は全部子供のじゃあああああああああああああああああ!!!!

最初から私にもおまいらに相続権はないと、何で判らない!!





えー。

別に金が絡むと家族仲が悪くなるということではなく、私の親は元々こうなので。





………………ふー……(ため息