ある日、相続が発生した。

何はともあれ、まずは戦ってみましょうか。

ある日、相続が発生した。42


うっは、この司法書士、考えてたより頭悪い。

頼んでもいないのにメールが着ました。

どんだけ焦ってるんですかね。





『昨日のあなたのメールは平井汀子さんに郵送しておいた。(私注:頼んでませんが?)

当職の個人意見を補足する。

故人の霊を祀る仏壇は相続された土地の汀子さん宅に置かれていると推測する。

従って汀子さんが洋司さんの祭祀を承継されているものと思う。

民法第897条ご参照】

遺産の預金の存在や土地の処分の話より、法事や墓、仏壇管理及びその他費用負担について確認しろ』(意訳)



(注:後から知ったのですが、相続の件については、相続人でなければ司法書士を雇って相続処理をすることは出来ないのだそうです。

最初は須々木さんが代理人だとばかり考えていたのですが、それも違う。

つまり須々木さんは今回の相続に一切関係がないのに、勝手に口を出して来ているのです)





……なんで私が関係ない人にここまで言われないといけないんでしょうか。

そう思ったので、私はこう返答しました。



『あなた様が私にわざわざ個人意見をメールしてくる理由をご提示下さい。

立場の確認をしたいのですが、あなたはB様からの依頼を請けてBさんの母からの相続についての仕事をなさっていると思います。

今回のAさんの相続について、無関係のはずのあなたがどうしてイニシアティブをとって関わってくるのか、不審に感じています。



以上、よろしくご返答ください。





なお、このメールは関係各位にCC、及びBCCさせていただきます。

ご了承下さい。』





えーと。仏壇とかどーとか、何で関係ありますかね?

そもそも第三者のおまいになんか関係あんのか。

善意の第三者のフリはいいかげんやめれ。



さすがにこの司法書士は頭おかしいので、当分の間、特定の方にはBCCメールが行くと思います。

不快かも知れませんが、ここは一つ、証人になっていただきたく、よろしくお願いします!!